そんなに急いでどこへ行く?
久しぶりにあおられた。
330の大平辺りであおられた。
めっちゃ近くで、バックミラーで見えるように真ん中に寄りながらのパッシング。
はい、私は左車線。
私の前は確かに2台分ぐらい間はあいてた。
右車線は車が。
確かに入る隙間がない。
みなさん法定速度で走っているから車間がつまることもない。
私が少し飛ばして、その2台分つめたからって
何がかわるのだろう?
右にもいけないのに。
この道はしばらく左折もないのに…
ルームミラーで後ろをみると、
かわいらしいピンクの車で、助手席に手をまわした、50歳ぐらいの男性。
助手席にはアシストグリップをにぎった同年代の女性。
なんだ、助手席の女の人、こわいんじゃん…。
まったく…
一瞬、急ブレーキ踏んだろか!などいやらしい気持ちにはなったものの、
いかんいかん、そんなんしたら、このあおった人と同じちびこい人間になってしまう。
んが、しかし、
ここでの回避は、右によける事もできないし、それもおかしいし
飛ばす事しか選択肢はないけども、
私がその選択肢を選ぶ理由は全くないので、
「それが、なにか?」
とスピードを法定速度に保ったまま、走行。
なんどか、パッシングされたものの
あほらしくてあほらしくて、むしろ切なくて…夏。
そんなこんなで
ぎりぎりまでつめていたうしろのおじさんは、真嘉比でドリフトばりの左折。
なんか急いでたんかもしれんけど、
なんだか心がとっても貧しく思えてしまった。
そう思った瞬間に、
あの人は仕事がうまい事いってないのかな?とか
奥さんに虐げられてるのかな?とか
よほどのっぴきならない事情があるのか!?とか
なんだかあの人を取り巻く環境を切なく感じてしまった。
もし前を走っているのが、
知り合いだったら?
自分の尊敬する人だったら?
はたまた、パトカーだったら?
そんな事はしないでしょうね、そういう人は。
もっと余裕をもてたらいいのに。
いらいらしているときこそ
ひと呼吸、ひとやすみひとやすみ…
いい経験でした。
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