最終目的地
2010年12月27日
以前、お仕事させて頂いたOMAR BOOKSの店名の由来となった本
ピーター・キャメロンの
『The City of Your Final Destination』 邦題『最終目的地』
何故彼女が、この本の登場人物を店名に使用したのか
気になって本を購入。
読んでみた。
オマーという大学院の青年が
亡くなった作家の伝記の公認をもらうため
ウルグアイの邸宅に住む作家の親族を訪れる事によって
様々な事が少しずつ静かに動き出す物語。
以前も言ったように本の感想を述べるのは苦手なんですが
これは別のカタチであれ
誰もが経験する生きていく道の『抑揚と詮索』でした。
大きな事件があるわけでもなく
淡々と進んでいく時間と心情。
けれど、気付いた時には最初とは大きく変わっている。
彼女が何故『オマー』にしたのか
少し見えた気がしました。
色々素敵な言葉が踊っていましたが
お気に入りは
『しあわせなときに美しいものを買う事が大事だ』
ほんと
それ素敵だなぁ。
あ
映画化された?みたいですけど。
追伸:
ラストは
何故か「え!?そんな月9みたいに!?!?」て感情が否めません。
ですので、
読まれる方は心してお読み下さいね。
Posted by ambivalenzaR at 19:30│Comments(0)
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