嵐の後。
2011年10月05日
週末から昨日にかけて大学時代の友達が泊まりにきていた。
計7名の大所帯で北部の景色の良い場所へ。
山道を歩いていて聞こえてくるオオシマ蝉の声。
不思議な声に一同聞き惚れる。
「この鳴き声、宇宙過ぎるやろ。テクノやテクノ!
つか音が丸っ!ほんまやな、まるいなぁー。」
と、話したこの感覚。
音が丸い。
丸い音が沢山膨らんでは消えていく。
この形容をその場にいたみんなが理解する。
だれも疑問をもたない。
細い道にさしかかり、風雲たけし城のジブラルタル海峡の話になる。
「でもさー
あの番組があったからジブラルタル海峡ってしってんねんで。」
一同うなずく。
そして景色の良い場所に到着。
40前の男たちがきゃっきゃと声をあげる。
なんにも変わっていない。
恐れ多くも会社員とかになっちゃったけど、なにも変わっていない。
やばいなぁ、ここ
きれいやなぁ
帰りたないなぁ
しばらく、座り込んでだれも動かない。
そして
かえりにみんなで海に一礼。
なんていっていいかわからないんだけど
なんていうか、リズムが同じ。
飲み込む空気が同じ。
目線が同じ。
そっか
だから今も会えるんだなぁ。
今回彼らの演奏を聴いて思った。
本当に音楽が好きなんだなぁ。って。
音楽が自分の一部になっている。ってこういうこというんだなぁって。
ほんと、
ね、
悲喜こもごもw
Posted by ambivalenzaR at 14:14│Comments(0)
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